夢を描いて眠りにつく前に愛の世界を夢を。

前日朝から活動していたせいか夜勤がどうもきつくて半分意識を失いながらどうにか乗り切った。たった24時間寝ないだけでこんなにも疲弊しきってしまうなんてと情けなさを感じつつ家に着いて朝ごはんを食べた後すぐベッドに横になった。

気がつくと16時頃だった。身体はまだずっしり重かったがもうこれ以上眠れそうにない。ここ2年ぐらいですっかり睡眠の質が悪くなってしまった僕はまぶたと全身に重みを感じつつなんとか体を起こしなにをするでもなくぼーっとしていた。家にいると思考がほぼゼロになってしまう。意味のない事を考える事すら出来ない状態になってしまうのでいつものカフェでいつものコーヒーを飲む事にした。

 

初ライブをまじかに控えて緊張と焦りと期待が心をぐるぐるとかき乱す。

 

希望に満ち溢れた状態ではない。むしろ曲のできやこれからの不安や現状の憤りに頭を悩ませる日が多い日常。ただ真っ暗ではなかった。足元はかすかに見えた。目の前は数メートル先までしか見る事が出来なかったが進むことができた。なにより1人ではなかった。もう1人じゃない。ベッドで眠れず毎日枕を濡らして夜を過ごしていたあの頃を思い出し、なおさらやり通さなくてはならないと実感した。今は自分の日常を幸せと感じる事ができる。またいつか底に落ちるかもしれないという恐怖があれ以来ずっと幾度も定期的に襲ってくる。その度に言葉に出来ない心情が自分を覆い尽くしてしまうけどそれも糧になると今は感じる事ができる。今しかない。けして長くは続かないと分かっていながらでも進むしか道はない。

多分僕は創作を何十年も続ける事が出来ないと思う。もちろん音楽は大好きだ。自分にはこれしかないと本気で感じる事は事実だし諦める事もしたくない。ただこれは精神的な問題で僕自身とは全く別の事だった。心と身体にそれぞれ別の人格があるような感覚がこれからも定期的に襲ってくる事があれば僕はいつか創作をやめてしまうかもしれない。寿命は心臓が止まる事とは別のように感じた。あと数年。長くても10年。それがリミットのような気がする。それからの事は考えないようにしている。まずは今。ライブ、曲作り。

 

そう、とりあえず初ライブ。。。